ステイホームの今だからこそ!アクアリウムを立ち上げてみた

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コロナで緊急事態宣言が出てなかなか外出出来ない日が続いています。
子供たちもどこへも連れて行くことが出来ない中で、せめて家の中で楽しめるものをと思い、学生時代ぶりにアクアリウムを立ち上げることにしました。

スリム30cmで立ち上げ!

水質管理を考えると本当は60cm水槽が良いのですが、我が家の置き場所など諸々考えて水槽は無印の木の棚の上に置くためにGEX(ジェックス)のスリム30cmを選択。ガラス製でありながら上掛け式フィルターがセットになって2600円ほどで購入できるコスパの良い水槽です。今回はAmazonで初めて水槽を購入しましたが無事割れずに到着しました。(よかった)

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スリム30cm水槽は水量13Lほどのため、魚の量は程々にし、水草メイン水槽にしようと思います。それで底には同じくジェックスのピュアソイル ブラック 2kgを敷きました。この水槽でちょうど4cmほどの高さになったので水草を植えるにはちょうど良い量です。
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ソイルは土を焼き固めたもので、栄養が豊富なものなど様々な種類がありますが、今回は陰性植物(CO2や肥料添加をしないでライトだけで維持できる植物)で構成することにしたため、一般的なソイルを使用しています。
ソイルは洗う必要がないため、水槽に敷き詰めて馴らしたらその上に不要な皿を置き、カルキ抜きを行った水をゆっくり注いで行きます。皿を置いたのは直接水を入れると濁りが出てしまうため。

まずは水づくりをしっかりおこなう

アクアリウムではよく「水が仕上がる」という表現をします。
これは生体の排せつ物や食べ残した餌、枯れた水草、死骸などで、それらの有機物が分解される過程でアンモニアが発生するのですが、自然界では通常、水中に発生したアンモニアはろ過バクテリアである硝化菌によって、亜硝酸塩を経て比較的無毒な硝酸塩へと変換されるため、生体に悪影響が出るほど濃度が高くなることはありません。ただ真新しい水だとそのバクテリアが十分にいないため、「アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩」の変換を行う「硝化プロセス」の流れが出来上がっていないため、すぐに魚を入れてしまうと自らのフンや餌などで発生したアンモニアによって弱ったり死んでしまうのです。
硝化プロセスには硝化菌の存在が必要不可欠で、硝化菌はアンモニアを養分にして生きているため、生体から排出されるアンモニアの量と、硝化菌の数のバランスを上手く取ることが重要です。

このバクテリアを育てるためには水槽に水を入れたあと、水草を植えて一週間ほどフィルターを回し続けると自然と繁殖します。加えてパイロットフィッシュと呼ばれる丈夫とされる個体を1-2匹入れることで、彼らのフンをきっかけに「アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩」の変換を行う「硝化プロセス」バクテリアが繁殖し、安定した水を作り上げることが出来ます。

今回はスリム30cm水槽ということもあり、ジェックスの高濃度バクテリア液も追加して水作りを行いました。

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まだ不安定な水質ながらもそこから早一週間。
パイロットフィッシュ兼飼いたかったネオンテトラを購入し、水合わせを行います。
水合わせは魚たちがもともといた水から新しい水槽の水に移るにあたって、phや水温の違いによるショックを少しでも減らすために行う大切な作業です。今回はチャームさんという熱帯魚の通販では有名なお店を使って生体を購入しました。
無事届いたお魚さんたちをまずは水温を合わせるために袋のまま1時間ほど水槽に浮かべます。
その後袋の封を開け、水槽の水をスポイトで少しいれては30分待ち、また少しいれては30分待ちを繰り返します。袋の水がいっぱいになったら半分くらい捨て、またその作業を繰り返すことで、袋の中の水と、水槽内の水の水質差を少しずつ縮めて行きます。
3時間ほど掛けて行い、魚たちが暴れ回るなど変な様子がなければいよいよ水槽内に導入。水合わせしたお陰で1匹も⭐︎にならずに元気に泳いでくれています。

部屋の中に水槽があるだけでなんだか心が落ち着きますよ。
魚たちの動きってずっと見ていられるんですよね。
今後この水槽がどのように変化していくか楽しみながらステイホーム期間を過ごしたいと思います。