薄くてエレガントな時計 OCEANUS Manta OCW-S5000 レビュー。

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G-SHOCKで有名なCASIOが展開しているメタルアナログブランド:OCEANUSのMantaシリーズは薄さとエレガントさを兼ね備えたシリーズとして展開されています。その中から今回はOCW-S5000のレビューをしたいと思います。

クロノグラフで電波ソーラーなのに薄くてエレガント

多くの針があるクロノグラフは厚みがあるものが多いですが、このOCW-S5000の厚みはわずか9.5mm。10mmを切っているのでシャツ袖にも引っ掛からず、またチタン製の軽さも相まって非常につけ心地が良いです。

クォーツ式の時計ですが、モジュールは電波ソーラーとBluetoothによるスマートフォン通信に対応しており、メンテナンスフリーで時刻が狂う事なく動き続けてくれるので朝時間がない時でも安心して使えています。

12H側のインダイヤルは24時間計、9H側はワールドタイム(選んだ都市の時間をサブ時計として表示が可能。アプリからも時計単体でも設定出来ます)6H側は曜日指針及び、モード指針が出来ます。そんな多機能ながら二枚で構成された文字板は透過するソーラー文字板。

インダイヤル部は蒸着でブルーになっており、傾けると金属調に光り輝く様子が綺麗です。

腕馴染みの良いスリムケース

ケースは二体構成となっており、ベゼル部はDLCによるブラック処理&レーザーによる都市コードが刻印されています。風防はサファイアで出来ており、カーブ形状となっているため腕に着けた際とても馴染みが良いなと感じます。薄い中でも文字板やインデックス・針の立体感が感じられるモデルです。

私は腕が細いのですが、OCW-S5000はメタル時計としては珍しい一本脚タイプのケースとなっており、そのおかげで4本脚の時計に比べて装着時の腕馴染みがより良く感じます。角が張らないでバンドがスムーズに腕に沿って落ちるためだと思われます。

色の移ろいが綺麗なフェイスデザイン

インダイヤル部のブルー蒸着のほかに、12H右側と6H側のインダイヤルリングにもブルーのスパッタが使われています。見切りはブルーからブラックへのグラデーション塗装が施されており、見る角度で表情が変わるフェイスデザインがエレガントさの演出に一役買っています。

12Hのインデックスと秒針だけゴールドなのもアクセントになっていて良いですね。

バリュー感のある別体矢羽バンド

OCEANUS Mantaの特徴として別体ピースを組み合わせて作られている矢羽形状のバンドがあります。別パーツを組み合わせて作られているため、仕上げがちゃんと入ったシャキッとしたつくりとなっており、満足度の高いバンドだと思います。

センターラインがミラーになっており、Manta=糸巻きエイの尾っぽのようにも見えますね。

永く使える一本

OCEANUS Manta OCW-S5000はスリムでありながらフェイスもケースも高級感があり、腕馴染みも良いためとても付けやすい時計です。ビジネスだけでなくカジュアルシーンでもワンアクセントとして使えるブルーの色味が良いですね。多機能でありながら、スマートフォンからも各機能の設定(アラームのON/OFFやワールドタイムの設定など)が行えるので操作に迷うこともありません。腕が細いにも似合う時計だと思います。私が所有しているのは定番のカラーですが、このS5000シリーズは江戸切子シリーズや、蒔絵シリーズなど様々な職人の技法を活かしたモデルも登場しているので気になる方は是非チェックしてみて下さい。