POM(@STARGAZER_000)です。
今日はPanasonicのマイクロフォーサーズ規格 LUMIXのレンズ:LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.を紹介します。このレンズは沈胴式標準電動ズームレンズのため、使用していないときはとってもコンパクトになります。
GX7mark2に装着した状態。本体/レンズ共にコンパクトなため、普段のスナップには持ってこいです。
電源ONですぐに撮れる便利さ
私は既に最小レンズの12-32mmを所有していますが、こちらは手動でレンズを繰り出さないと撮影ができないため、片手が塞がっていたり汚れているときはちょっと苦労します。また35mm換算:64mmの望遠はちょっぴり足りないことも多々。。。
それに対しこの14-42mmはレンズ筐体に電動沈胴機構が採用されています。
カメラボディの電源に連動してすぐ撮影出来る状態となるため、釣りなどアウトドアシーンでは大活躍します。
また沈胴時のサイズもパンケーキレンズと僅差の約26.8mmという薄型。機動性・携帯性・コンパクト性を実現したマイクロフォーサーズならではのレンズです。
G7に装着した状態。電源ON一つで撮影出来るのは便利。起動時間も早くストレスは感じません。
光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載
ジャイロセンサーが手ブレを検知し補正する「POWER O.I.S.」を搭載。毎秒4000回のブレ検知を行い、高周波域に加え低周波域の手ブレも検知し補正します。したがって手ぶれ補正のないGMシリーズでも安心して撮影出来出来ますよ。
逆光にも強いナノサーフェスコーティング採用
逆光に強くヌケのある描写を得ることが出来る「ナノサーフェスコーティング」も採用されたこのXレンズ。実際太陽が入るシーンでも破綻することなく写真を撮ることが出来ました。
レンズキットとして販売されているGM7Mark2に装着した状態を見ても程よいサイズ感ですね。
動画撮影時の便利さ
電動ズームを採用しており、レンズ本体側面部に操作レバーが備えついているため、スムーズな動作でズーミングが可能です。これは動画撮影時本当に便利。4K撮影が可能なパナソニックのカメラですが、手動レンズだと一定の速度でズームインするってなかなか難しいです。さらにオートフォーカスは高速かつ正確で、パナソニックらしいフォーカシング性能を引き立たせてくれます。
スペック
メーカー | Panasonic Lumix |
品番 | H-PS14042 |
レンズ構成 | 8群9枚(非球面レンズ4枚、EDレンズ2枚) |
ナノサーフェスコーティング | ○ |
マウント | マイクロフォーサーズマウント/金属マウント |
画角 | W(f=14mm):75°~T(f=42mm):29° |
光学式手ブレ補正 | ○(POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能) |
焦点距離 | f=14~42mm(35mm判換算 28mm~84mm) |
最小絞り値 | F22 |
開放絞り | F3.5(W端)~F5.6(T端) |
絞り形式 | 7枚羽根 円形虹彩絞り |
撮影可能範囲 | 0.2m(W端~焦点距離20mm)~∞(撮像面から) 0.3m(焦点距離21mm~T端)~∞(撮像面から) |
最大撮影倍率 | 0.17倍(35mm判換算:0.34倍) |
フィルター径 | φ37mm |
最大径×長さ | φ61.0mm×約26.8mm(沈胴レンズ収納時) |
質量 | 約95g |
付属品 | レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズ収納袋 |
金属マウントでしっかりした作りでありながら、過去キットレンズとして多く世の中に出回っていることもあり、中古でも比較的リーズナブルな値段で購入できます。ただ電動で鏡胴が出入りする分、ゴミが入りやすかったり、故障しやすいデメリットも少なからずあるかもしれません。それでもかさ張らず持ち出せるので、普段のスナップ散歩には単焦点レンズと共によく連れ出す子です。