スナップに持ってこいのマイクロフォーサーズ LUMIX GX7mark2の紹介レビュー

スポンサーリンク

普段愛用しているカメラを紹介します。
パナソニックの「LUMIX DMC-GX7 Mark II」という機種。(以下、GX7MK2)
マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラです。

マイクロフォーサーズって?

このカメラの優れているところは大きく4つ。

  1. コンパクトサイズ
  2. ローパスレスによる解像感の良さ
  3. 手振れ補正機構「Dual I.S.」搭載
  4. 静かなメカシャッター

まずこの機種を使う前に、私は同じくLUMIXの「GM1」と「G7」と「GF7」と言う機種を使っていました。

GM1はマイクロフォーサーズとして最小サイズで、コンデジと並べても遜色ないサイズながら、センサーサイズが大きいため出てくる絵は一眼並みという衝撃を受けたカメラでした。GF7もGM1同様マイクロフォーサーズの強みを活かした小型軽量カメラです。後継機種として2022年現在ではGF9があります。

GM1の紹介記事↓

GF7の紹介記事↓

パナソニック LUMIX マイクロフォーサーズ規格ミラーレスカメラ GF7の紹介記事。2世代前の機種ですがコンパクトボディと女性でも使いやすいインターフェイスのため、お出かけ時気軽に持ち運べるカメラです。

G7はより一眼レフに近い形状で操作性とグリップが良く、GF7はGM1より少し大きいものの、バリアングル液晶を搭載したことで自撮りにも適したオールマイティなカメラです。2019年には後継機種としてG99が発売されましたが、2022年にディスコンとなりました。G系列のカメラで現役なのはG9PROという機種になります。

G7の紹介記事↓

POM(@STARGAZER_000)です。 今使っているカメラはLUMIXのGX7 Mark2と言う機種。

当初Nikon使いだった私は、D5300という機種のサブ機としてGM1を使っていました。ただ、だんだん使っているうちにマイクロフォーサーズのコンパクトさと画質の虜になっていき、結果気軽に持ち出せるマイクロフォーサーズの方が使用頻度が増えていたんです。もちろん一眼レフが悪いってことは全くないのですが、旅行に行く時など、少しでも身軽に荷物をまとめたい時、コンデジサイズのマイクロフォーサーズが自分の写真スタイルに合っていたという状況です。ただGM1にも不満がありました。小さいがゆえ、操作系が省かれていたり、小さすぎてボタンが押しにくいことです(笑)

一眼レフを使っていた身として、やはり絞りやシャッタースピードなど最低限の機能は瞬時に弄りたい。そんな時ちょうど値段がこなれて来ていたのがこの「GX7MK2」でした。

「GX7MK2」はGM1からスペック的にも進化している点があります。一つ目に撮影素子がローパスレス化したことで、解像感が増していること。そしてGM1はサイズ優先で本体には手ぶれ補正がありませんでしたが、「GX7MK2」には手振れ補正が搭載されています。また程よいサイズ感かつ、自分が求める操作ボタンがちゃんとあり、持ち運びしやすいサイズ感であることから、この子を迎える運びとなりました。

実際に使ってみての感想ですが、シンプルに「これは本当に良いカメラだ」と思っています。実際に撮影した画像を見比べてみると、まず驚いたのがGM1には無かった手ぶれ補正搭載による手振れミスの少なさ。

LUMIXのカメラはシリーズにもよりますが、マイクロフォーサーズのコンパクトさを活かすため、レンズ側に手振れ補正を搭載し、本体側にはついていないモデルが多いです。勿論レンズ側の補正もしっかり作動するのですが、今回の「GX7MK2」は本体手振れ補正+レンズ側の補正によるダブル補正=「Dual I.S.」が作動するため、より強力な補正が利いてくれます。

Duai I.S.が作動するのは対応レンズに限ります

また写りそのものもローパスレスのおかげなのか、よりシャキッとした上がりとなり、普段のスナップには十分な性能だと感じています。

「GX7MK2」+「LUMIX G 20mm/F1.7 」f5.6 S=1/1000 ISO200

「GX7MK2」+「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH.」

140mm f5.6 S=1/320 ISO1600

「GX7MK2」+「LUMIX G 20mm/F1.7 」f1.7 S=1/2000 ISO200

炎天下でもファインダーが付いているのもこのカメラの嬉しいところですね。2022年の今もG99のサブ機としてしっかり働いてくれています。GX7MK2は一世代前の画像処理センサーと言われていますが、パナライカレンズをつけた時に出てくる絵は、G99よりハッとする場面が多いように個人的には感じています。たまたま使っている個体がアタリなのか、この機種そのものが名機だからこそなのか、理由は両方あると思いますが、私はこのカメラが出してくる色がとても好きなので、このカメラは壊れるまで色々持って遊びに出かけたいと思います。

このカメラで使っているレンズたちの紹介。

「GX7MK2」の後継機「GX7MK3」が発売になりました。

パナソニック LUMIX DC-GX7MK3K-K 標準ズームレンズキット(ブラック)

GX7mk3は画素数が2030万画素となり、mk2の1600万画素から約15%アップしています。

またGX7mk2は電子ビューファインダーが固定式でしたが、GX7mk3は可動する「チルトファインダー」が搭載されています。ファインダーを上方向に動かすことで、姿勢を安定させたままローアングルの撮影が出来るようになりました。

パナソニック デジタル一眼カメラ・標準ズームレンズキット LUMIX ブラック DMC-GX7MK2KK
Panasonic ズームレンズ LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 II ASPH. / POWER O.I.S.  H-FSA14140