LUMIX G9proは週末パパカメラマンの自分にピッタリだった話

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この度愛用してきたLUMIX G99を手放し、MAPCAMERAさんのハロウィンセールで中古良品が71,800円とバーゲンプライスになっていたLUMIX G9proを購入して2ヶ月ほど使ってみたので、入れ替えた理由・良かった点・悪かった点について記事を書きたいと思います。

名機G99

G7→G8→G99とLUMIX Gシリーズを使ってきた自分にとってG99は集大成とも言える本当に使い勝手の良い機種でした。
特に良かったのは2000万画素のg9pro同等の新センサーながらも抑えられたサイズ。12-60mm/f2.8-4.0を付けても程よいサイズ。そして何より気に入っていたのがグリップです。私の手はやや小さめですが、フィット具合はG9proよりも良かった。
そこまで気に入っていたG99を手放してまで何故G9proを導入したのかをお話しします。

動画も静止画も撮りたい人向けカメラ 今回はLUMIX DC-G99というパナソニックのマイクロフ

スチルフラグシップ機:G9proのAF

G99でもどかしかったのがAFが49測点によるブリージングや動きものに対してどうしても弱さを感じてしまう部分。スチルもムービーも子供撮影がメインの私にとってAFがスッと来ないのはジレンマでした。


一方G9proは225点マルチAFなのと、人体認識機能及び人物に対するAF性能の高さがG99と比べて圧倒的に良かったこと。
私は仕事でSONYのα7Ⅲも使うのですが、コントラストAFのlumixは…と言う人が多い中、G9proはそこまで引けを取らずに使えるレベルのAFだなと感じています。225点あることで、AFの迷いもG99と比べて圧倒的に減りましたし、何より顔が正面を向いていない状態でも人物認識をしてくれるため、被写体(子供)をロストする確率が圧倒的に減ったことが、本当にストレスレスです。
その他さすがスチルフラグシップと言える細かな設定が行えることも乗り換えた理由となります。それまではずっとG9proのサイズは無理!と書いていましたが、実際に使ってみると使い勝手の良さの方が上回っています。本体サイズは少し増していますが、結果G99よりも持ち出す機会が増えたという。。。笑

ファームウェアで充実したG9proの動画性能

G99のメリットは4K30PおよびFHD60Pで無制限で動画が撮影出来ること。そして最初からV-Logが撮影出来ることでした。
ただ前者の時間制限は私の使い方だと30分以内の撮影が殆どで制約にならないこと/後者のV-Logも4K30P 8bitだと10bitの場合と比べてあまり効果が無いこと/そもそもグレーディングするのにPCのスペックが追いついていないこと/育児しながらだとぶっちゃけスチルもムービーも全て現像している時間と余裕が無くJPEG・MP4撮って出しが多かった私にとってはそこまで大きなポイントではない状況でした。

一方G9proは度重なるアップデートによって、以下のことが出来るようになりました。
●4:2:2 10bit記録 4K/30p記録(MOV)、VFR、HLG動画、V-Log L(別売DMW-SFU1)
●動物の動きにしっかりフォーカスする「動物認識AF」に対応
●遠近の被写体、どちらを狙う場合も迷わない「AF-ON近側/遠側設定」に対応
●VFRにも対応。4KやFHD動画でスローモーション動画やクイックモーション動画も手軽に

AFが良くなったこと・連写性能が上がったこと・子供2人が保育園となり、少し心の余裕が出来たこと(もはやカメラのせいではなく自身の問題 苦笑)で、最近またRAW現像や、動画編集もちょこっとするようになったこともあり、スチル7割ムービー3割の私にとってはあったら嬉しい+機能でした。

特にスチルでもムービーでも人体AFがG99よりダントツで使いやすいのはありがたいです。
本体の手ブレ補正にべったり頼る形になりますが、子供二人見ながら咄嗟にシャッター切る時って大体片手になってしまいます。^^;それでもAFが合わせてくれるのは本当に助かるんです。流石に絞りや被写体ブレにはそんな局面でも大体感覚で咄嗟に調整できるのですが、後で見返した時にピントが合っていない写真が一番残念ですよね。

G99で痒くて手が届かなかった部分がほぼ解消

g9proは2018年のモデルとは言えさすがフラグシップなだけあって、AFの他にDual.2手振れ補正もG99の5段から6.5段だったり、2基ともUHS-Ⅱ対応のデュアルスロットだったり、DypeAのHDMIになったり、バッテリー容量が増えたりと結果使ってみて自分にはG9proの方が向いていたんだな…と今更ながら感じています。

どのレンズとも相性抜群

ちまちま揃えてきたLUMIXマイクロフォーサーズのレンズとの相性は当然良く、特にキットレンズになっている12-60mm/f2.8-4.0との組み合わせはキットレンズにもなっていることもあり抜群。AFも早く、LUMIXらしい適度に温かみのある色ノリがお気に入りです。

●通常シーンは万能の12-60mm/f2.8-4.0

●広角が必要なシーン・室内でホームムービーを撮る際には9mm/f1.7

パナソニックから発売されたマイクロフォーサーズ用超広角レンズ「LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.」のレビュー記事。小型軽量ながらF1.7という明るさとハーフマクロ機能を併せ持った、動画にもスチルにも使えるレンズです。

●スナップ気分な時は15mm/f1.7と25mm/f1.4 Ⅱ

●ポートレートはSIGMA 56mm/f1.4

SIGMAから発売されているマイクロフォーサーズ用単焦点レンズ のレビュー記事。防塵防滴を備えながらコンパクトで明るいレンズはポートレート撮影にもってこいのレンズで気に入っています。

●屋内や暗い時に機動力が必要な時は35-100mm/f2.8通し(最近保育園の屋内撮影で大活躍してくれてます)

●望遠は45-175mm(いずれ50-200mm/f2.8-4.0にしたい)

35mm換算70-350mmとなるマイクロフォーサーズ規格 LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6の紹介。全長が変わらない望遠レンズですが、電動ズームが可能なためビデオカメラの代わりとしても使えるマイクロフォーサーズならではのレンズです。

●サブはお気に入りのGX7mk2

普段愛用しているカメラ:LUMIX GX7mark2の紹介。コンパクトながら精細感と手ぶれ補正に優れたカメラの紹介記事です。

この構成で引き続き沢山写真を楽しみたいと思います。

まとめ

g9proの高感度耐性はiso3200が常用限度、6400-12800はざらつくけど緊急時やむなしとフルサイズに比べると当然劣りますが、その分レンズのコンパクトさや、自身の好きな被写体深度の兼ね合いもあり、G9proがとても気に入っています。

高感度ノイズについては最近では優秀な処理ソフトも出ていている他、OM-1で採用された裏面反射型センサーや、ちょうど予約が始まったS5M2で採用された位相差AFもいずれ採用されたG9pro2が登場してくれるのを楽しみにしています。

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