抜け感UP! AFも早くなったLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.レビュー

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LUMIXのマイクロフォーサーズ用単焦点レンズ、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.を購入しました。このレンズは1型も所有していましたが、2型になって以下3点が新しくなりました。

①今回透過率を改善した新開発の硝材をUHRレンズに採用
②240fps AF制御搭載
③防塵・防滴仕様

マイクロフォーサーズ規格レンズ:「LUMIX LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. 」の紹介。LEICA銘を持つ軽くて明るいこの単焦点レンズはマイクロフォーサーズでも大きなボケを出せるほか、室内や暗い場所といった高感度を要する場面でも期待に応えてくれる名レンズです。

コンパクトでクリアな描写

透過率を改善した新開発の硝材をUHRレンズに採用し、クリアで抜けのよい質感描写を実現ということで、実際に撮影してみると1型がこってり系オールドレンズのような写りだったのに対して、すっきり抜けの良い今どきなレンズになった印象。周光落ちや、これぞパナライカというこってり気味な描写が好きだった方からすると少しあっさり感を感じると思います。一方で基本的な設計は同じとのことですが、240fpsの高速モーターを搭載したことでAFの速さや絞りのガガガ音はかなり改善されました。

そのおかげでG9proでもサクサク撮影を行えるようになったのと、動画撮影でも積極的に使おうと思えるレンズになっていたので今回1型から2型に変更しました。

外装面では金属部分が若干変更されており、1型はシルバーの面取りがあったのに対し2型はオールブラックとなりました。G9proやGH6に合わせやすいデザインになりました。一方で設計そのものは変わっていないため、ピントリングはゴムのままです。

フィルター径はφ46mm

35mm換算50mmの焦点距離。最短撮影距離は0.3mです。

マウントは金属製。2型になったことで防塵・防滴仕様になったので、G9proとの組み合わせでより使い勝手の良い標準レンズとなりました。

生産はMADE IN JAPAN

レンズフードは1型のまま

レンズフードは1型から形状に変化はありません。四角フードは格好いいのですが、逆さ付け出来ない分、持ち運び時困るのと、サイズ感が増すので好き嫌いが分かれると思います。個人的にはマイクロフォーサーズの単焦点は小型なので、レンズフードは付けない派です。

新開発の硝材になっても写りはSUMMILUXの素晴らしさ

1型でもこのレンズが良かったのはf1.4の明るさを活かした何とも柔らかなボケと、少し絞ればクッキリ映る解像感が両立しているところ。1型よりコッテリ具合は薄まっている印象ですが、レンズそのものの良さはしっかり残しながら、逆光やパープルフリンジは出にくくなっています。周光落ちもこのレンズの良さだと思っているので、その傾向も残っているのは個人的には◎

GXシリーズでもGシリーズでも使えるサイズ感

GX7mk2に装着した状態

ややフロントヘビーですが、問題なく使用できるサイズ・重量[205g]です。

1型も基本構造は変わっていないため、スチルメインの方にはお買い得になっています。一方で動画でも使いたい方には2型はAF周りが良くなっているので新しい方を選択した方が幸せになれると思いました。

単焦点は9mm,15mm,25mm,56mmの4本体制でこれからの写真撮影を楽しみたいと思います。

作例

[ISO200 SS=1/8000 f=1.4]G9pro+25mmf1.4

[ISO200 SS=1/2500 f=1.4]G9pro+25mmf1.4