東京も秋らしい気温になりましたね！
今年はまだどこに紅葉を見に行くか決めていませんが、10月の終わりに日帰りで上高地に出かけました。
曇りだったため、あいにく遠くの山々は見えませんでしたが、それでも綺麗な水の流れる中で十分に紅葉を楽しめました。
今日は紅葉を見に行くのにオススメな上高地のウォーキングコース&絶景スポットをご紹介します。
上高地の紅葉の見ごろはいつ？
紅葉見頃時期：10月中旬～10月下旬
この記事の写真はちょうど2016年の10月29日です。
住所：長野県松本市安曇
TEL ： 0263-95-2606 （※冬期 0263-94-2537） FAX ： 0263-95-2611
ビジターセンターに問い合わせると親切に教えてくれるため、事前に確認されることをおすすめします。
上高地への行き方
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電車：アルピコ交通新島々駅 → バスで1時間15分
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バス：上高地下車、徒歩6分で名所河童橋
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ツアー会社を利用
上高地へは東京や大阪など各都市から高速バスが出ています。ここでは東京新宿のバスタからの行き方をご紹介します。
新宿からは「さわやか信州号」という名前のバスが出ており、席の種類は幾つかありますがスタンダードタイプの場合、朝7:15発→11:59上高地バスターミナル着と休憩を挟みながら約5時間となります。
また深夜出発し、朝から上高地を楽しみたい方は22:25発→5:20着という便もあります。
料金は次の通り。
| バスタ新宿（南口）中央道日野 | ||||
| スタンダード | グリーンカー(3列) | |||
| 通常期 | 繁忙期 | 通常期 | 繁忙期 | |
| 新島々バスターミナル 安曇支所前 |
4,850円 | 6,050円 | 6,650円 | 7,850円 |
| アルピコ交通さわんど車庫前 中の湯・大正池、帝国ホテル前 上高地バスターミナル |
6,200円 | 7,400円 | 8,000円 | 9,200円 |
※2017/10/9HP現在
http://sawayaka.alpico.co.jp/area/kamikochi/shinjuku/
新宿を出ると途中中央道を経由し、2回ほどトイレ休憩を挟んで上高地へ向かいます。
上高地を歩こう おすすめスポットの紹介
いよいよ上高地に到着すると、そこは東京都は違ったヒヤッと澄んだ空気が出迎えてくれます。周りは日本アルプスの山々に囲まれており、気温も随分と違います。ターミナルからはその人の体力に合わせてコースを選ぶことができますが、ハイキングをする最低限の装備はきちんとしていくようにしましょう。
日帰りでおすすめなのは大正池スタートの2-3時間コース
●大正池→田代池→ウェストン碑→河童橋→明神池（途中まで）→梓川右岸→河童橋→バスターミナル
日帰りで行かれる方はバスターミナルからでなく、あえてその一つ手前の大正池から散策されるのをおすすめします。去年私は日帰りのツアーで参加したため、正直自由時間はかなり限られており、散策は2時間がいいところでした。それでも十分紅葉を楽しめたコースがこの大正池からのコースになります。
澄んだ空気と水が出迎えてくれる大正池
上高地を訪れると最初に迎えてくれる絶景スポット。鏡面のような美しい水面に映る雄大な穂高の姿や、立ち枯れの木々が点在する幻想的な風景が魅力です。今回の相棒カメラはマイクロフォーサーズの小型モデルGM1＋20mmf1.7の単焦点レンズオンリー。手振れ補正も搭載しない組み合わせですがとにかくコンパクトなのでハイキングの邪魔になることなく綺麗な風景を記録に残すことが出来ます。
田代池
カラマツの木々に囲まれ、澄んだ水をたたえる田代池は太陽の光で表情を変える美しい池。晴れていれば原生林の中にぽっかり空いた田代湿原からは穂高連峰が良く見えるそうです。
よーくみると岩魚が見えます。
ウェストン碑
霞沢岳と六百山を望む梓川のほとりに日本近代登山の父と呼ばれた英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフ（石碑）。
紅葉の色づきもちょうどよい時期でした。
木々の色が本当に鮮やか。雨で濡れてガスがかかっているのも風情があります。
水が綺麗でため息が出ます。
上高地のシンボル「河童橋」
上高地バスターミナルから歩いて約10分で到着するのがシンボル的な存在である河童橋。紅葉の時期の河童橋付近は大勢の人で賑わいます。
初代の橋が1891年に設置され、現在の河童橋は五代目となります。澄んだ川に架かるこの橋は日々多くの人が利用しており、渡ると程よく揺れます。
晴れていれば目の前には穂高連峰と焼岳が眺めることが出来ますが、この日はあいにく雲を被っていました。
上高地へ紅葉狩りへ行くときの服装
- 長袖（重ね着出来るもの／乾きやすい化学繊維の服がおすすめ）
- 長ズボン
- 帽子
- レインウェア（山に行くときは必需品です。ない場合はカッパでも良いので持参しましょう）
- コンパクトになる上着（ダウンなど）
- スニーカー(登山靴の方がベター)
- 手袋（結構冷えます）
服装は動きやすく多少の汚れも気にならないもの。
長袖、長ズボンにすることで、防寒はもちろん、切り傷、転倒などでの怪我の防止になります。
上高地の10月は雪が降ることもあるくらい、気温が低くなります。
重ね着することで、温度調整が出来るような格好がおすすめです。
風を通さない上着を着るなど重ね着することで温度調節しやすくなります。
木道や砂利道など、道が滑りやすい場合もあるので、スニーカーや登山靴などの歩きやすい靴にしましょう。
上高地へ紅葉狩りへ行くときの持ち物
- 飲み物
- 登山用リュック
- 雨具
- 地図
- タオル
あると良いもの
- 虫よけスプレー
- 使い捨てカイロ
- ステッキ
遊歩道もきちんと整備されています。生えている植物を傷つけないよう、遊歩道上を歩きましょう。
澄んだ水ってずっと見ていたくなる。
水に沈む紅葉の鮮やかさ。
マナーを守って心地よく秋を楽しもう
上高地はどこを散策しても絶景なので、自分の体力に合わせた楽しみ方が出来る場所です。
梓川に泳ぐイワナの姿も、川岸からしっかり眺められるほど、冷たく澄んだ水が流れています。それもこの大自然を汚さぬよう、国立公園としてしっかり管理され、皆がルールを守っているからこそです。この自然を何時までもたのしむことができるよう、ゴミはきちんと持ち帰る／生えている植物は傷つけないなど最低限のルールはしっかり守るようにしましょう。
