長く使える相棒コンデジ!育児カメラとしても優秀なLUMIX LX-100を購入したのでレビューしてみた

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いつもコンパクトさを優先してマイクロフォーサーズを愛用している私ですが、子供二人を連れての外出や、出張カバンに入れておくのにもっとコンパクトなカメラが欲しい。。。だけどカメラとして弄る楽しさや写りは妥協したくない!と考えた結果辿り着いたのがLUMIX LX-100というコンデジ。実際手に取って使ってみると自分にとってまさに丁度良いカメラだったのでその詳細をご紹介したいと思います。

LX-100初期型を中古で購入

私が購入したのはLX-100の初期型。現在ではmark2も発売されており、初期型との違いは大きく①画素数及び処理センサーの向上、②画面タッチパネル進化の2点なのですが、レンズの筐体部分については初期型流用と言われています。
もちろんmark2の方が進化しているので、予算的に問題ない方は2型で良いと思いますが、そうすると競合であるSONYのRX100シリーズや、RICOHのGRシリーズなど色々選択肢が出てきます。私個人的には初期型でも十分高画質でカメラ弄りが楽しめて、何よりどこにでも持ち出せるコンパクトさながら中古で3万円台で手に入るためこちらにしました。

明るいレンズLEICA 10.9mm-34mm/F1.7-2.8搭載

この機種の良いところ1つ目はセンサーはマイクロフォーサーズ(実際にはそれより小さいのですが後程説明します)にLEICA印のF1.7-2.8という明るいレンズと手ブレ補正を搭載しながらこのコンパクトな真鍮ボディであること。


レンズ交換式のマイクロフォーサーズ小型機としてGM1がありますが、こちらのキットレンズ12-32mmはF3.5-5.6なんですね(このレンズもキットの割にいい写りしてくれますが)

もちろんレンズ交換式なので、ボカしたい!・暗くなってきても撮りたい場合は15mm/F1.7をはじめ明るい単焦点はたくさん存在するのですが、なにせ子供を二人連れた状態だともはやレンズ交換どころじゃないのが現実だと痛感している父です。(妻が居る時は実質一人相手なのでマイクロフォーサーズ持ち出して交換も出来るんですが)
でもLX-100はレンズが交換できない代わりにレンズサイズを設計されているため、このサイズでこの明るさを実現しているのがすごい。
しかも私が好きなLEICA印ということで、写りもしっとり良い発色をしてくれます。

物理キーでのアナログ操作が楽しい

自分の意図した写りが出来ることって言うのもカメラの楽しさの一つだと思っています。
もちろんiphoneはじめ最近のスマホのカメラはAIも相まって非常によく写りますが、シチュエーションやメーカーによっては発色が不自然で変に誇張されたり、自然な瞬間を撮りたいのに現代アートみたいなパキパキ派手派手な写真になってしまうこともあると思います。
そんなとき少しカメラの知識があるだけで、子供を連れていても自分の意図した絵に近づくようササっと調整出来るのがこのカメラの良いところ。
これは富士フィルムのカメラにも通ずる部分ですが、昔のカメラのように、露出、シャッタースピード、絞り、LXの場合マルチアスペクト変更、マクロ、AF、MF切替リングが付いています。ファインダーが付いているのも嬉しい点ですね。もちろんカメラ任せのオートモードもあるため、設定すら弄っている余裕すらない時はオートモードに頼ることもあります。

液晶は固定式かつ初期型はタッチパネルではないため、タッチパネルに慣れているともどかしい場面もありますが、顔認識もあるためそこは割り切って使用しています。

コンデジなので電源を入れると自動でレンズが出てきてくれるのも、普段ミラーレスでレンズキャップを外している動作が無い分子連れにはありがたい。。。

マルチアスペクト比切替機能

このカメラのもう一つ面白い機能としてマルチアスペクト比切替があります。これは搭載されているのはマイクロフォーサーズセンサーなのですが、1:1,3:2,16:9,4:3のそれぞれの画角を画質を落とさずに切替が出来ると言うもの。他のミラーレスカメラでも当たり前じゃんと思われるかもしれませんがその仕組みが異なっており、一般的なミラーレスは3:2もしくは16:9のセンサーサイズが搭載されており、違う比率で撮影するにはそのセンサーサイズ内から切り出しての撮影になるためどうしても元のセンサーサイズより画質が落ちることになります。一方LX100は搭載しているセンサーは4:3のマイクロフォーサーズなのですが、あらかじめ各比率でケラれるセンサー分を差し引いて、どの画角でも同画質となるよう調整されているため、実質なセンサーサイズは1.5インチサイズほどと言われています。

どうあれインスタは1:1、Twitterは4:3ですし、場面によって16:9や3:2が合うこともありますので、そういった切替が物理的に行えるのは面白い機能だと思います。

1インチセンサーの高級コンデジはSONYはじめ各社から出ていますが、どれも10万円前後する中で、型落ちではあるもののそれより大きなセンサーサイズかつ愛着が湧くデザインで中古30,000円なのでとてもおすすめできる機種です。

どうしてもフラグシップのミラーレスのオートフォーカスや連写性能と比べてしまうと差が大きいですが、子供2人連れてても最低限良い画質で家族揃っての思い出を残すカメラとしては良いと思います。

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