POM(@STARGAZER_000)です。
今回はPanasonicのマイクロフォーサーズ規格カメラ:DMC-GM1を紹介します。
このサイズで高画質
このカメラのいいところは、見た目はコンデジ並みにコンパクトなのに、フォーサーズ4/3型 LiveMOS 有効画素1600万画素という大きなセンサーを搭載していることです。にもかかわらずその本体サイズは他のコンデジとほぼ変わらないコンパクトさ。
これだけの高画質をこのサイズのカメラで実現したPanasonicさんの技術力に脱帽です。
キットレンズ12-32mmを装着した状態。
フラッシュも内蔵しています。
堅牢なマグネシウムボディ
本体はマグネシウムで構成されており、ボディが小さくとも安っぽさは感じません。
GF7やGF9といった機種もありましたが、これらはプラスチックボディであり、GM1と比べると全然質感が違います。また本体が金属であることが関係しているかは不明ですが、以前所有していたGF7と撮り比べても、GM1の方が写りが良かったです。
どこにでも持っていけるコンパクトさ
手と比較するとそのサイズが分かって頂けるかと思いますが、このカメラほんとうにコンデジサイズです。一般的に高級コンデジとよばれるカメラが存在しますが、それらの多くがセンサーサイズが1インチほど。
GM1は何を隠そうマイクロフォーサーズ規格。センサーサイズが全然違います。
オリンパスだと宮崎あおいさんがCMに出演しているPENシリーズや、サッカーの本田選手もCMに出ていたOM-Dともセンサーのサイズとしては同じです。
だからコンデジのようにいつでも持ち運べるのに、iphoneとは比較にならないくらい高画質/高感度の写真をいつでも撮れるところがお気に入り。
サイズと引き換えに操作はちょっと犠牲気味
さすがに一眼レフやGX7mark2と比べると、ボタンが少ないです。かつサイズが小さいゆえ、手が大きい人だとボタンが押しにくい部分もあるため操作面は劣ります。それでもこの高画質をこのサイズで実現していることは本当に凄いと思います。
タッチバネルでピント合わせが出来たり、オート設定でも綺麗な写真が撮れたりと、本当に優秀なカメラ。
wifiでスマホとも連動出来、スムーズに画像の送信もできるほか、スマホのGPSを使ったジグ付けも出来るため、あとでどこで撮影したのかiphoneやMacで見れるのもお気に入り。
防水ではありませんが、173gとかなりの軽量であるため、荷物を減らしたい旅行時や、登山などではこのカメラを連れて行くことも多いです。
強いて言えば本体が小さい分、若干バッテリーの減りが早いことくらいでしょうか?
200枚くらいがいつもいいところなのかな??といった印象です。
なおレンズキットに付属している12-32mmの標準ズームレンズもなかなか優秀。
標準ズームレンズって写りが良くないものが多いのですが、このカメラとの組み合わせではいい仕事をしてくれています。
木曽駒ケ岳
モンサンミッシェルの旅行もこの子を連れて行きました。
本体は小さいですが、手持ちのマイクロフォーサーズレンズ資産を生かしたサブカメラとしてその性能を存分に発揮してくれます。
まだ中古では出回っていますので、とにかく小さいけど写りが良いカメラが欲しい!という方にはオススメの一台です。
後継機としてGF7,さらにGF9が存在します。新型になるほど画像処理センサーは新しいため、より高感度に強くなったり、AFが改善されていますが、2022年の今GM1を使っても私は十分満足出来ます。それくらいいいカメラ。