やっぱりコンパクトが一番!GF9をサブカメラとして導入したら最高だった話

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やっぱりミニマルなカメラが欲しい

普段はG8をメイン機として使っている私ですが、子供が走り回って目を離せない今、同伴者が居ないともはやファインダーを覗いて撮影している場合じゃない今日この頃。そうなるとG8+12-60mmパナライカですら鞄から取り出す暇もなく。。。

マイクロフォーサーズ LUMIX G8を一年間使ったレビュー記事。静止画も動画も綺麗に撮ることが出来、撮影の失敗が少ないため育児パパママにおすすめな万能優秀カメラです。

撮影するぞ!と言う時はもちろんG8なのですが、普段からバッグに放り込んでおいて、撮りたい瞬間にさっと使えるコンデジ的立ち位置のカメラが欲しくなり、マイクロフォーサーズの良さを教えてくれたGM1を懐かしんでたころふと思い出したのがGF7の存在。

パナソニック LUMIX マイクロフォーサーズ規格ミラーレスカメラ GF7の紹介記事。2世代前の機種ですがコンパクトボディと女性でも使いやすいインターフェイスのため、お出かけ時気軽に持ち運べるカメラです。

過去に海外行くのに荷物を極限まで減らしたいときに持っていたのですが、12-32mmの標準レンズでもやっぱりスマホやその辺のコンデジより良い写りをしてくれたんです。

LUMIX GM1+12-32mm

iphone11をはじめ近年のスマホカメラの性能も軒並み通常コンデジを超えるレベルに達しているし、スマホを買い換えるかなぁ。とか、APS-Cセンサーを積んだコンデジ(リコーGRやソニーRX100等)もいいなぁとか、スチル専用だったらFUJIFILMの発色も大好きなのでX-T30に手を出しちゃう!?とか妄想しながらも、サブカメラに10万超えは一般サラリーマンには中々お小遣いで買うのが中々現実厳しいです。。。

iphone11とiphone8の簡易比較記事。どちらもコスパに優れたモデルですが、性能の他にサイズと値段、touchIDかfaceIDかと言う違いがあります。ご自身の使い方にあったiphoneを検討するきっかけになれば幸いです。

そこでふと候補に上がったのが中古で値段も底値になっているGF9。GX7mark2も持っていますが、やっぱりGX7mark2だとGM1にはあった気軽さがどこか無いんです。
これはOLYMPUSのPENシリーズにも同じ。手振れ補正もファインダーも無い中で、センサーサイズだけで勝負するGM1の取り回しの良さが欲しくなった結果、同コンセプトでエンジンはGH4相当になっているGF9を購入する運びになりました。

このサイズ差以上に重さが違います。GF9は約269g(本体、バッテリー、メモリーカード含む) GX7mark2は約426g(バッテリー、メモリーカード含む)とその差約150g

インターフェイスはすっかりパナソニック子になっているので、もう体が覚えているためサブで使う分には大きな支障はなしと判断しました。

フォーカスモードは左上のF3物理キーに割り当てが出来るので問題なし。

自撮りはしませんが、チルトモニターも子供目線で写真を撮るには重宝する機能。

使う機会はほぼ無いと思いますが、一応バウンスさせても使えるフラッシュも内蔵なのは嬉しいです。

メディアがmicroSDになりますが、このご時世ある程度の速度のものでも1000円台で買えるので問題なし。バッテリー容量は少ないため、ロワのバッテリーは一つ購入しておきました。ただGF9はUSB充電が出来る機種なので、万が一のときはいつもスマホ用に持ち歩いているAnkerのバッテリーで充電出来ます。

こんにちは、POM(@STARGAZER_000)です。 今日は普段愛用しているAnkerのモバイルバッテリー

レンズ資産を活かしたサブカメラ

私の手持ちは全てマイクロフォーサーズ機のため、当然GF9でも手持ちのレンズ資産を活かすことが出来るのも大きな決め手でした。

Wレンズキットは12-32mmの標準ズームと25mmF1.7の単焦点が付いてくるのですが、これら2本のレンズ込で中古の美品が4万円であったんです。色はオレンジはよく中古でも見かけますが、今回はどうしても黒が欲しくて(どこかLEICAみたいな見た目に少しでも近いからというだけの理由。でも自分が気にいるかどうかって大事)

レンズ2本はそれぞれ1万程で他の方のもとへ旅立って行ったため、実質本体価格2万円で普段持ち運び用サブカメラを導入できました。しかも前の人が使っていたときにつけていた液晶保護フィルムと、レンズフィルターと、純正のカメラカバー付きで状態もとっても良い買い物が出来たなと満足です。

大好きなLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7

私の大好きなレンズが15mm/F1.7。このレンズが描き出してくれる空気感が大好きでLUMIXを使っていると言っても過言ではありません。GF9に15mmを装着するとこれまたちょうどいいサイズなんですよ。

そしてこのレンズは絞りリングを搭載しているため、レンズ側で被写体深度調整が可能。私はスナップするときは絞り優先で撮ることが多いので、これが出来るおかげで憧れのFUJIFILMにも負けていないはず(?)

もちろんキットレンズでもある12-32mmも本当にコンパクトなレンズです。

手持ちレンズ装着感

毎日持ち運びサブ機なので、他のレンズを付ける機会はかなり少ないと思いますがどんな見栄えになるのかシミュレーションしてみました。

LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH.

ズームしても全長がほとんど変わらなく、写りも優秀なズームレンズです。ただ今回はコンパクト重視なのと、12mm始まりを優先して12-32mmの方を残すことに。

キットレンズにも採用されているマイクロフォーサーズ規格のLUMIX標準ズームレンズ、14-42mm/F3.5-5.6 マイクロフォーサーズ H-FS1442Aの紹介記事。ズームしても全長がほとんど変わらないコンパクトなレンズながら、しっかりとした描写をしてくれる頼もしいレンズです。

LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.

Wレンズキットに付いてくるコスパ最高の単焦点レンズ。キットはシルバーになりますが、元々ブラックを持っていたのでそちらを装着。少々大きいですがキットにも採用されているだけあって良いバランスです。

35mm換算50mmとなるマイクロフォーサーズ規格 LUMIX 25mm F1.7 単焦点レンズの紹介。f1.7の明るさながら、手頃な値段で導入できるコストパフォーマンスに優れたレンズです。

LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH./POWER O.I.S.

手振れ補正を搭載した中望遠単焦点レンズ。バストアップのポートレートには最高のレンズです。

LUMIXのマイクロフォーサーズ規格:「LUMIX 42.5mm F1.7 単焦点 中望遠レンズ」のレビュー。明るく手振れ補正も搭載しているため、ポートレイトからペット撮影、テーブルフォトまでマルチにこなす優秀なおすすめレンズです。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.

私がLUMIXを使うもうひとつの理由でもあるズームレンズ。ズームだけど単焦点に負けない「はっ」とさせてくれる写真が撮れることが多い魅力的なレンズです。いつもはG8に付けっぱなしですが、万が一G8が故障した!なんてときはGF9に付けることもあるかもしれません。付けてみるともちろんフロントヘビーでもはやレンズを握るに近いですが意外といけるのか…?と思ってしまった 笑 明るいしっかりしたレンズもコンパクトなのもマイクロフォーサーズの強みですね。

LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.

電動ズーム機能を搭載した、マイクロフォーサーズマウント用望遠ズームレンズ。インナーフォーカスのため、ズームしても全長が変わりません。フルサイズ35mm換算90-350mm望遠でもこのサイズ!やっぱりマイクロフォーサーズ最高です。このレンズはGM1でも使っていたのでGF9でも使う機会は出てくるかもしれません。

35mm換算70-350mmとなるマイクロフォーサーズ規格 LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6の紹介。全長が変わらない望遠レンズですが、電動ズームが可能なためビデオカメラの代わりとしても使えるマイクロフォーサーズならではのレンズです。

メイン機G8との比較。もちろん手振れ補正やその他機能の違いはあるにしても、マイクロフォーサーズのコンパクトという利点を最大限に活かしたGMシリーズ、GFシリーズは魅力的です。ビジネス的には中々ミニマムサイズ機の後継機を出すのは難しいのかもしれませんが、メーカーにはそこをなんとか頑張ってもらえると嬉しいです。

どうあれ少ない投資で自分の思い描いていたいつでも持ち運べるサブ機を手に入れることが出来たので大満足です。ふらっとしたお出かけや会社帰りにたくさん写真撮ろっと。

パナソニック LUMIX DC-GF9W-D ダブルレンズキット
Panasonic ズームレンズ LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. LUMIX