巷ではiPad(第七世代)が発売され、その低価格が話題を呼んでいますが、今日は個人的にはそれよりもコスパが良いと考えているiPad Air3の良さについてご紹介したいと思います。
コスパに優れたiPad(第七世代)の登場
apple pencilとsmart keyboardに対応したiPad(第七世代)が発売されました。
価格は34,800円(税抜)から。内蔵ストレージの容量は32GBと128GBから、通信機能はWi-FiもしくはWi-Fi+Cellularモデルから選べます。カラバリにはシルバー/スペースグレイ/ゴールドの3色展開。この価格は初めてiPadに触れてみたい!と言う方にはとても魅力的だと思いますが、apple pencilでお絵描きしてみたい!と言う方にはちょっと待って欲しい要素があります。それは搭載されているチップが64bitアーキテクチャの第4世代A10 Fusionであると言うこと。このチップ、2016年に発売されたiphone7と同じものになります。このチップが実は大事。というのも現状最新のiphone11のチップはA13と3世代分新しいものになります。
もちろんチップが新しければ新しいほど性能の差は一目瞭然。またサポートされる期間も当然新しい方が長いわけです。廉価だけどその分搭載されているチップも4年前のA10となると使える期間が短く、性能差も劣る。。。よってタブレットに触れてみたい!レベルの方にはいいですが、お絵かきしてみたい!のニーズにはお勧めできません。
iPad Pro(第一世代)の進化版が!iPad Air3
一方でiPad Air3のチップはA12 Bionicを採用。このチップは2018年に発売されたiPhone XS、XS Max、XRに搭載されたチップです。簡単にいうとA10と比較するとA12は約1.5倍の処理性能を持っています。
また画像処理性能で比較するとA10と比較するとA12は約1.9倍の性能です。
さらに処理能力以外にもiPad Air3はiPadには搭載されていない「光の反射が少ないフルラミネーション・耐指紋性撥油コーティング」や、色鮮やかで目に優しい「広色域P3・True Tone」を搭載しておりお絵かきするには最適。iPad Proにも劣らない性能です。
現に私は仕事ではiPad Pro3を、プライベートではiPad Air(第3世代)を使用していますが、使えるapple pencilの違いこそあるものの、特に違和感なくデザイン業務に使用できています。
コスパに優れ、かつニーズにも答えてくれるiPad Air(第3世代)こそ本当にコスパの優れたタブレット端末だと思います。購入を考えている方はぜひ店頭で比べてみてください。
iPad Air 3 | iPad(第7世代) | iPad(第6世代) | iPad Air 2 | |
サイズ | 10.5インチ | 10.2インチ | 9.7インチ | |
世代 | 2019年 | 2018年 | 2014年 | |
画面の仕様 | フルラミネーション・耐指紋性撥油コーティング (光の反射が少ない) |
耐指紋性撥油コーティング | フルラミネーション・耐指紋性撥油コーティング (光の反射が少ない) |
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高画質技術 | 広色域P3・True Tone (色鮮やかで目に優しい画面) |
– | ||
CPU | A12 Bionic | A10 Fusion | A8X | |
RAM | 3GB | 2GB | ||
ストレージ | 64/256GB | 32/128GB | 16/64/128GB | |
オーディオ | 2スピーカーのステレオサウンド | |||
Apple Pencil | 対応 | – | ||
Logicool Crayon | 対応 | – | ||
Smart Keyboard | 対応 | – | ||
高さ | 250.6mm | 240mm | ||
幅 | 174.1mm | 169.5mm | ||
厚み | 6.1mm | 7.5mm | 6.1mm | |
価格 | 54,800円〜 | 34,800円〜 | – | 37,800円〜(販売終了) |