コロナが明けたらまた是非行きたいフランスが誇る世界遺産
コロナ生活が続き、もう何年も海外に行けていませんが、コロナが収束したらまた是非行ってみたいのがフランスにある世界遺産、モン・サン・ミシェルです。景色・文化・流れる時間の全てが本当に素晴らしいので、備忘録的に記事にしてみます。
パリからモン・サン・ミシェルへはツアーの高速バスがおすすめ
モン・サン・ミシェルへの行き方で一番オススメなのは高速バス(ツアーバス)を利用することです。
行ってみると分かりますが、パリからは4-5時間ほどかかるのと、電車で行っても結局車の交通手段が無いと行けない場所にあること・そして車も厳しい入場規制があるためです。のどかな風景地帯のため、他の手段では相当旅慣れしていないと難しいかと。またツアーの場合は日帰りではなく、モンサンミッシェルで是非宿泊されることを強くオススメします!
私自身島内のホテルに一泊したのですが、建物内を見るだけでも結構な時間を要するのと、「時間と共に変化していく景観が一番の醍醐味だなぁ」とつくづく感じたからです。
なお島内のホテルはかなり早い時期に予約が埋まってしまうため、余裕を持った旅行計画をオススメします。
ワクワクしかないモン・サン・ミシェルへの道のり
さて、それではモン・サン・ミシェルへの道のりをご紹介します!
パリから高速に乗り、バスに揺られること4時間ほど、のどかな景色が続きます。
移動時間も結構かかるため、途中高速のパーキングエリアで休憩時間も設けてくれます。
パーキングエリアは日本と結構似ており、軽食が食べられる他、着く前でもモン・サン・ミシェル関係のお土産も買うことも出来ます。(島内もお土産は充実しているので、ここで頑張って買う必要はありません)
広がってくるのどかな風景
高速を降りて30分ほど経つと、カントリーロードが似合うのどかな道が続きます。
窓から見える景色は北海道を思わせるほっこりした風景です。どこを切り取っても絵になる道を進んでいくとやがて見えてくるのがお待ちかねのモン・サン・ミシェル。
陸地から見るのもまた違った景観で趣がありますね。初めて見た時、「ラピュタは本当にあった!」と思ってしまいました 笑
環境規制のため専用シャトルバスに乗り換え
さて、麓まで辿りつくと、そこから先へは環境規制のため通常のバスでは島に行くことは出来ません。2014年7月に木製の新しい橋が完成しており、入島希望者は、専用の無料往復シャトルバスか、馬車(有料)か、徒歩のいずれかで島まで行くことになります。(なお距離は2kmほどあり、歩くと20分くらいかかって疲れてしまうためバスがオススメです)
なおバス乗り場近くにはインフォメンションセンターの他、島外に泊まる人用のホテルと、ショッピングセンターもあります。ここには無料のトイレもあるため、島にいく前に済ませておくといいですね。
こちらがショッピングセンター。新しく綺麗な建物です。
なおモンサンミッシェルと言えば島内にあるラ・メール・プラール(La Mere Poulard)のオムレツが最も有名ですが、インフォメーションセンター近くにある「relais saint michel restaurant」のオムレツもオススメです。このレストランからだと、遠目に島を見ながら美味しいオムレツとシードルを楽しむことが出来ます。
シャトルバスと徒歩以外に馬車で行く選択肢もあり
馬車を横目にシャトルバスで島に向かうこと数分。馬車もいいよなぁ。
目の前にした時の迫力と興奮がすごいです。なんて美しい島なんでしょう。
そして頂上にいるミカエル様が眩しい!!
島内に入ってすぐに見えてくるのが、ラ・メール・プラール(La Mere Poulard):通称プラールおばさんのオムレツ屋さんです。そして右手奥に見えるのが「王の門」モンサンミッシェルにある3つの入り口のうちの一つです。
王の門を抜けると、グランド リュ (Grand Rue)と言う、お土産物屋やレストラン、ホテルが連なる参道に出ます。この道はモンサンミッシェル修道院まで続いており、かつては巡礼者も同じ道を歩いたんだなぁと想像すると感慨深いものがあります。
ふわふわのオムレツ:ラ・メール・プラール(La Mere Poulard)
「この島までたどり着いた巡礼者に栄養をあるものを」とのことからオムレツは始まったそうです。このロゴは見たことがある方も多いのではないでしょうか。
中ではお兄さんが空気をふんだんに含ませるよう頑張って卵をかき混ぜている様子が伺えます。
こちらは島内の郵便局。ここから日本に向けて手紙を出すことも可能です。海外の旅先から手紙を出すって何だかロマンチックですね。友人や家族に手紙を出すのもよし、自分宛に出して、帰国後に思い出に浸るのも良しです。
グランド リュ (Grand Rue)には小さな路地がたくさんあり、お土産屋さんの間道にちょこっと入って散策してみるのも面白いですよ。島内の道は迷路のようではありますが、治安はとても良く、安心して巡ることが出来ます。
修道院に向う途中の道には島の墓地もあり、こちらには先ほどのプラールおばさんも安らかに眠っています。
その2では修道院の中をご紹介していきます!