週末は子供と公園散歩が日課になりつつあるのですが、段々大きくなるにつれて今まではそこまで使用頻度が高くなかったLUMIX 42.5mm f1.7の中望遠単焦点レンズの良さに改めて気づいたので記事にしてみました。
LUMIX 42.5mm f1.7とは?
このレンズはマイクロフォーサーズ規格向け単焦点レンズで、35mm換算85mmと中望遠のレンズになります。
一般的にこの画角かつf1.7の明るいレンズだと高くなりがちですが、このレンズはAmazon価格で32,000円ほどとリーズナブルに手にすることが出来るレンズです。
またサイズも最大径x長さ:55x50mm 重量:130gと大変コンパクトな上に、240fps駆動の高速AFに対応し、さらに光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載という抜けの無さ。さらに最大撮影倍率0.2倍と中望遠レンズのくせにとても近接撮影が出来るレンズなんです。
フルサイズより使い回しがしやすくてボケも期待出来るレンズ
子供がまだ歩けない時は室内撮影が多いため、15mm/f1.7パナライカを多用。歩けるようになって、子供の不意な動きにも対応出来る距離を保ちながら撮影出来るようになった時は25mm/f1.4パナライカを多用してきた私ですが、子供が七五三を迎え、一般的なポートレートを撮る撮影距離を保てるようになった今、今回の42.5mmが本領を発揮してくれています。(もちろん15mmも25mmも使い分けていますが)
公園で撮った一枚。背景が良くボケてくれます。
歩き回る子供にもしっかりAFが遅れることなく追随してくれ、丸ボケも綺麗な方じゃ無いかと思います。コンパクトで持ち出ししやすいマイクロフォーサーズ=ボケないの概念を崩してくれるレンズです。しかも手ブレ補正が付いているから失敗ショットが少ない。
[ISO800 SS=1/160 f=1.7]G9pro+42.5mmf1.7
フルサイズのボケ量はやっぱり凄いですが、公園行くのに毎回レンズ込みで重いカメラは持っていく気になれません(というか無理)フルサイズは値段も高く、お小遣いに限りがある私にとっては現実的ではありません。(そりゃお金があれば欲しいけどね)
APS-CのSONY機や発色の良い富士フィルムもありますが、動画撮影もカメラで兼ねている私にとってはやはり手ブレ補正の強力なLUMIXマイクロフォーサーズがベストなのかな、、、と
SONY α6400も良いカメラですが、動画時の手ぶれ補正が無い/α6600の補正はイマイチ
富士フィルムX-S10は大変いいカメラだと思いますが、レンズ群の設計が古い割にやや高いものが多く、じっくり写真を撮るには持ってこいですが、動き回る子供を撮るにはレンズのAFがついてこない・動画撮影時のコンニャクが気になる(LUMIXには及ばない)状態です。
SIGMA 56mm f1.4が気になっている→結局購入した
すっかり中望遠単焦点レンズの魅力に改めて気付かされた私ですが、こうなるとSIGMA 56mm f1.4が気になるようになりました。このレンズは手ぶれ補正は搭載しておらず、42.5mm f1.7も重く、AFも遅いと巷では聞きます。
だけど焦点距離が長い上にf値が明るい…つまりさらにボケるはず。。。。そしてSIGMAならではのシャープな写りがどんなものか今一度体験してみたい欲に駆られています。
結局購入しました。逆光時の角度によっては盛大なフレアが出る弱点はありますが、描写のキレ・ボケ感はSIGMAも素晴らしいです。