おすすめミラーレス規格:マイクロフォーサーズって?

スポンサーリンク

こんにちは、POM(@STARGAZER_000)です。
今日は普段私が愛用しているカメラ、GX7mark2の規格でもある「マイクロフォーサーズ」の魅力について紹介したいと思います。

普段愛用しているカメラ:LUMIX GX7mark2の紹介。コンパクトながら精細感と手ぶれ補正に優れたカメラの紹介記事です。

マイクロフォーサーズって?

高画質と小型軽量の最適なバランスを追求、メーカーの枠を越えてカメラボディーと交換レンズを自由に組み合わせて撮影できるオープン規格のマイクロフォーサーズです。規格のメリットと製品を紹介しています。

フォーサーズ規格が持つ「高画質デジタル専用設計」のコンセプトをそのままに、「高機動性小型システム」の部分を軸としてシステム全体の薄型化・小型化を追求したのがマイクロフォーサーズ規格の特徴です。2008年8月5日に発表された新しい規格であり、採用しているメーカーの代表格がOLYMPUSとPanasonicです。

パナソニックがおすすめする最新デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)の商品公式サイトです。4K/60p動画記録に対応した高画質・高感度ミラーレス一眼カメラ「Sシリーズ」や、防塵・防滴で5段分の手ブレ補正を搭載したマイクロフォーサーズ一眼カメラ「Gシリーズ」、防水モデルなどのコンパクトデジタルカメラを取り扱っています。

センサーサイズの違いによるメリット・デメリット

規格ごとのセンサーサイズを比べた図です。
ご覧の通りフルサイズとは大きな差があるものの、APS-Cとはそこまで大きな差がないのが現実。センサーサイズが大きいほど光を多く取り込むことができるため、高感度に強い/ダイナミックレンジの幅が広い(白と黒の表現域が広い)/高画質だと言われています。
したがって高画質が求められるプロはフルサイズを使うわけですね。
一方でフルサイズのデメリットとしてはセンサーが大きくなる分、レンズやカメラ本体も大きくなるため、システム全体としてサイズが大きくなる点です。レンズ交換式カメラはもちろん状況に合わせてレンズを変えることが出来るのが利点ですが、一つあたりのレンズが重くて大きくなるため、肉体的負担が増します。
変わってマイクロフォーサーズのメリット・デメリットはセンサーが小さい分、フルサイズに比べて高感度に強くない、ダイナミックレンジが狭いことが挙げられます。メリットはレンズや本体はコンパクトに設計されているため、複数本のレンズを持ち出してもコンパクトに収まること。またフルサイズに比べると弱点はあるものの、一般的な日曜日カメラマンのニーズを満たすには十分な性能を有しています。私も週末に子供を連れての撮影がメインですが、そうなると子供のオムツやお菓子、飲み物など様々な荷物の他にカメラとレンズをリュックにいれて。。。となるとマイクロフォーサーズでないと正直無理です。だけどもスマホでは撮れない綺麗な写真がきちんと撮れており、A3に延ばしても特に画質として問題ないため必要十分だと思っています。またフルサイズに比べてレンズや本体価格もリーズナブルであり、お小遣いの中でやりくりすると言った意味合いでもお財布に優しいシステムだと思います。

マイクロフォーサーズの何がいいの?

1,コンパクトで軽量!

一般的な一眼レフとミラーレス機の違いは、カメラ内のミラーを取っ払い、電子ファインダーを採用することで本体構造をスリムになっている点。カメラは結んだ像を認識するための画像センサーが搭載されていますが、一般的にそのセンサーサイズが大きいほど受けれる情報量も大きいため、高画質/高感度とされています。一眼レフの代表格であるCANONやNIKONのエントリー機に多く採用されているセンサーサイズがAPS-Cというもの。
マイクロフォーサーズはそれよりもひと回り小さいものの、コンデジやスマートフォンに搭載されているセンサーサイズよりは何倍も大きいため、一般的な使い方(A3ポスター印刷)では違いがわからないほど綺麗な写真を撮ることが出来ます。

そんな高画質でありながら、持ち運びしやすいサイズであることがマイクロフォーサーズの強み。旅行に行くにしても、子供を連れてどこか行くにしても、山登りするにしても、やはりカメラの重さというのは重要です。綺麗な写真を撮りたくても、持ち出すこと自体が億劫になってしまってはせっかくのカメラも持ち腐れとなります。そう言った意味でマイクロフォーサーズは私にとっては画質とカメラ本体のバランスが丁度良い規格です。

現在はディスコンとなりましたが、GM1という機種はマイクロフォーサーズセンサーを搭載しながらコンデジとそこまで変わらないコンパクトサイズを実現したカメラでした。今でも十分現役で使える性能です。

2,動画撮影も優れた新規格

マイクロフォーサーズは規格が新しいこともあり、立ち上げられた時に将来動画の高画質化にも対応できるような作りになっています。その恩恵を受け、マイクロフォーサーズのミラーレス機には4K動画に対応した機種が多くなっています。特にPanasonicは動画性能に定評があり、最近発表されたフラグシップ機GH5Sはプロの動画撮影ニーズに対応できる性能を備えています。

created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥142,350 (2024/05/02 01:59:50時点 Amazon調べ-詳細)
3,豊富かつリーズナブルなレンズ群
作品づくりの礎となる、柔らかいボケ味の標準50mm(35mm判換算)レンズ。パナソニックのデジタルカメラ LUMIX(ルミックス)「LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.」の商品情報です。

レンズってみんな互換性があるんじゃないの??と思う方もいるかもしれませんが、あいにくメーカーごとに異なっており互換性がありません。(マウントと言います)マイクロフォーサーズ規格は先に書いたようにOLYMPUS、Panasonicが同じマウントで開発/発売をしているほか、シグマなど他のメーカーからもレンズが発売されていることもあり、レンズ交換を存分に楽しめます。そしてありがたいことに、一眼レフの他社マウントレンズと比べるとリーズナブルなものが多いです。(もちろん機能はしっかりしています)

まずはレンズキットで入門して、だんだん自分が撮りたい絵が分かってくるとそれにあったより良いレンズが欲しくなるのがカメラの世界ですが、しっかり選択肢があるというのもマイクロフォーサーズの魅力です。

写真も動画もよし!そしてコンパクト

マイクロフォーサーズは写真も動画もスマホやコンデジより綺麗に撮りたい!だけど重たいカメラは嫌だ!という人にぴったりの規格です。一昔前はミラーレス機は一眼レフに画質もオートフォーカスも劣るものというレッテルが貼られていましたが、技術の進歩と共にその差はほぼ無くなりつつあります。(もちろん一眼レフから入った身としては一眼の良さも承知です)

シンプルに撮影を楽しむためには、まずはいかに多くカメラを連れ出して撮影に行くかだと思うので、もし防湿庫で一眼レフが眠っている方は是非マイクロフォーサーズを試してみてください。

パナソニック(Panasonic) LUMIX(ルミックス) G9 PRO ボディ DC-G9-K
Panasonic LUMIX DMC-G8 ボディ[ ミラーレス一眼カメラ]
パナソニック LUMIX DC-GX7MK3K-K 標準ズームレンズキット(ブラック)