コロナが続くこと早2年。緊急事態宣言2回目が解除されたものの、本当にオリンピックやるのか、、、ムードが漂う中、お出かけ出来ずウンザリしている人もいるかと思いますが、そんな中で我が家もとうとうモバイルプロジェクターを導入する運びになったので、色々検討した結果購入したXGIMI MOGOについてレビューしたいと思います。
XGIMI TECHNOLOGYとは?
XGIMI TECHNOLOGYは2013年に中国の成都で設立されたプロジェクターメーカーです。2014年に第1世代のスマートプロジェクターを発売して以降、急成長を続け、2018年には巨大な中国のプロジェクターマーケットでシェア1位となり、2019年も2位以下を引き離すほどの出荷数量を誇るメーカーです。
社員の半数が技術者という筋金入りの技術者集団とのことで、日本ではまだ聞き慣れないかもしれませんが中国では多くの製品を販売しています。
気軽にちゃんと使えてコンパクト
モバイルプロジェクターを検討するにあたって重視したのが次の3点
①面倒な設定や配線が不要なこと
②プロジェクターとして満足できる機能性
③あまり邪魔にならないで、お財布的にも現実的なもの
我が家には小さな子供も二人おり、安全性もしかり、かけられるお金も限度がある中で失敗したーとはならないものを探していました。これら全てを満たしてくれたのがXGIMI MOGOでした。
なおの金額は44800円(税込)ただ時々セールをやっており、私が購入した時はちょうど半額の22400円(税込)で手に入れることが出来ました。半額セールは滅多にやらないものの、30%引きセールなどは時々開催されているため、それら情報を注目するのも大事です。
面倒な設定や配線が不要
Wifiを内蔵しているため、必要な線は付属の電源ケーブルのみ。この電源ケーブルも日本仕様向けはコンパクトに作られており、他に配線が不要なのがありがたいです。
Bluetooth®、HDMI、USB2.0、Chromecastなどで外部機器との接続ができます。Wi-Fiなどの通信環境や、スマートフォンがなくてもUSBにデータを入れておけば、その場でエンターテイメントを楽しめます。
XGIMI MOGOはコンパクトなボディながらAndoroid TVを搭載しているため、Google Playストアでは、Android TV 向けのコンテンツも充実しています。そこから数えきれないほどのゲームやYou Tube、Amazon Prime Video、Hulu、dTV、TVer、Abema TV、DAZNなどの動画アプリをダウンロードして楽しむことができます。
また10,400mAhのバッテリーを内蔵しているのもポイント。約1時間の充電で、動画では2時間~4時間、音楽のみを楽しむスピーカーモードなら最長8時間ほどケーブルフリーでの起動も可能。これによって子供部屋や、寝室で一本映画を見るくらいなら本体だけでコンテンツを楽しめるのもXGIMI MOGOの良いところ。
もちろんBluetoothも内蔵しているため、ヘッドホンや外部オーディオともワイヤレス接続ができます。
プロジェクターとして満足できる機能性
片手で持てるサイズ感、結構バリュー感のあるシンプルなアルミボディ、わかりやすいインターフェイスとなっていて、初めてのプロジェクターでも安心して使える「MoGo」
明るさと解像度
明るさは210ANSIルーメン、解像度は960 x 540 (540p)です。解像度は心配する方もいるかもしれませんが、実際使ってみると映画の字幕なども問題なく読み取れ、多少粒間は感じますがそんなに荒い印象は受けませんでした。Switchでゲームをするのにも十分耐えうる解像度と明るさです。
日中カーテンを閉めた室内では十分な明るさ。リビングなどスクリーンを付けるスペースがなくても壁に100インチほどの画面が展開出来るのはいいですね。
小さい本体にしては立派な適度な音響
またスピーカーはHarman Kardonのものを搭載。こちらも実際に使っていて、この小さいボディから納得できる音質(とりわけ低音がいい!とは言うわけではありませんが、コンテンツを阻害する様な音質ではありません)
さらにすごいのは「MoGo」にはオートフォーカス機能/台形補正機能がついています。これって結構大事で、設置した後本体が壁に対してポイントを検出して調整し、数秒で自動的に焦点を合わせてくれるんです。垂直方向の補正は自動調整。水平方向は手動で調整できます。どこに置いても大丈夫、本当に場所を選びません。これは他社のこの価格帯のプロジェクターにはなかなか無い機能なので選ぶ上で重視しました。
起動音もとても静か
起動中のファンの音もとても静かで、耳を近づけないとわからないレベル。よくファンが煩くてコンテンツに集中できない!というプロジェクターもレビューで見かけますが、「MoGo」はそういった心配もありません。
邪魔にならないで、お財布的にも現実的なもの
先にも書いた通り、私が購入した時はちょうどセールで半額の22,400円で購入できました。定価の44,800円でも十分優れたスペックだと思うため、スマートプロジェクターを買おうと思っているけど失敗したくないな。。。と考えている方にもお勧めできる製品です。
競合はANKERのモバイルスマートプロジェクター、Anker Nebula Capsuleだと思います。
ANKERも優れた製品を発売していますが、こちらよりも明るいこと、価格を含めたトータルバランスを考えると「MoGo」を買って良かったなと思います。
みなさんもスマートプロジェクターを手に入れて、快適なインドアライフを過ごされてみてはいかがでしょうか。
スペック
MoGo | MoGo Pro | |
参考小売価格 | 44,800円(税込) | 74,800円(税込) |
投影解像度 | 960 x 540 (540p) | 1920 x 1080 (1080p) |
明るさ | 210ANSIルーメン | 300 ANSIルーメン |
本体サイズ | 146×105.5×94.5mm | 146×105.5×94.5mm |
重さ | 0.9kg | 0.9kg |
フォーカス調整 | 高速オートフォーカス | 高速オートフォーカス |
投影方式 | DLP | DLP |
入力可能な映像解像度 | 4K(3840×2160px) 2K(2560×1440px) 1080p(1920×1080px) |
4K(3840×2160px) 2K(2560×1440px) |
画面縦横日 | 16:9 | 16:9 |
投射サイズ | 100インチ以上 | 100インチ以上 |
投影倍率 | 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) | 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) |
ダイナミックコントラスト | 1000:1 | 1000:1 |
台形補正※1 | 垂直 ±40°、水平 ±40° | 垂直: ±40°、水平:±40° |
上下反転投射 | ○ | ○ |
ディスプレイチップ | 0.23インチ DMD | 0.23インチ DMD |
スピーカー出力 | 3Wx2基 | 3Wx2基 |
CPU | Amlogic T950X2 | Amlogic T950X2 |
GPU | Mali-G31 | Mali-G31 |
RAM | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
OS | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 |
Google アシスタント | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) |
ミラーリング | Chromecast | Chromecast |
インプット | DC x 1 | DC x 1 |
HDMI x 1 | HDMI x 1 | |
USB 2.0 x 1 | USB 2.0 x 1 | |
アウトプット | ヘッドフォン x 1 | ヘッドフォン x 1 |
Wi-Fi※2 | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.2/5.0 | Bluetooth 4.2/5.0 |
騒音 | < 30dB | < 30dB |
バッテリー | 10,400mA | 10,400mA |
充電時間 | 約1時間 | 約1時間 |
連続使用時間 | 動画2時間~4時間・音楽最長8時間 | 動画2時間~4時間・音楽最長8時間 |
消費電力 | 45W | 55W |
電源 | AC100-240V, 50/60Hz | AC100-240V, 50/60Hz |
光源寿命 | 30000時間 | 30000時間 |
同梱物※3 | 充電ケーブル、リモコン、説明書 | 充電ケーブル、リモコン、説明書 |